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会長のつぶやき

第三十一回 新年ご挨拶

2021-01-08
新年明けましておめでとうございます。
 皆様方には、令和三年の新春をどのように迎えられたでしょうか。
 昨年はコロナに明けコロナに暮れた一年間でしたが、厳しく辛い日々を過ごされた方も多かったのではないかと存じます。影響を受けられた方々には心よりお見舞いを申し上げます。
 会津地方は、当初少ない感染者数を維持(いじ)してきましたが、いつの間にか数が増え、いよいよ身近に迫ってきたことをひしひしと感じさせられています。
 幸いにも当社協におきましては、変わらぬ市民の皆様の温かいご支援に支えられ、ここまで自粛(じしゅく)を余儀(よぎ)なくされつつも、できる限りの事業に取り組んでまいりました。おかげ様で職員一丸となっての感染予防対策のもと、ご利用いただいている方々、職員一同感染者を出すことなく過ごせましたこと、改めて感謝申し上げる次第でございます。
 今年もまた、感染予防対策怠りなく、可能な限り事業を実施して参りますので、皆様方の一層のご理解とご支援を賜わりますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 「新しい生活様式」といわれるように、私たちの生活は今までとは大きく変わりました。
 マスクをつけ、密(みつ)を避けての生活は、本来の人と人との触れ合いの場を奪ってしまいました。マスク越しの応対(おうたい)は、表情を通しての互いの感情の確かめ合いが不十分となり、特に子供と母親や保育園・幼稚園・学校の先生との間で、大事な「笑顔」が伝わりにくくなったことが心配されているようです。
 不自由な生活の中で、不安と閉塞感(へいそくかん)とやり場のないイライラに覆(おお)われて、他人に不必要に当たり散らすという行為が増えてきました。
 私たちが、このコロナ禍の中で経済的に失うものが多いこともありますが、人間性を見失っていくことの恐ろしさも実感させられています。
 今や全人類が未曾有(みぞう)の出来事に直面し、私たち一人一人の上にその対応(たいおう)が求められている、「時」を生きなければならないのだと感じさせられています。
 今年一年を通してこの難しい課題をしっかり受け止め、克服していくために力を合わせ、平穏な生活に戻れるよう収束に向けて歩んでまいりたいと思います。
社会福祉法人
会津若松市社会福祉協議会
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