会長のつぶやき
第四十三回(年頭挨拶)
2022-01-06
新年明けましておめでとうございます。
令和四年の新春は、寒さの厳しい雪のお正月となりましたが、皆様方におかれましては、どのような元旦を迎えられたでしょうか。
このコロナ禍による長期自粛生活により、精神的にも経済的にも辛い不自由な生活を強いられている方々には心よりお見舞い申し上げます。
県内各地では、感染も減少し安心しかけたところでしたが、また新たなウイルスによる感染が広がりはじめてしまいました。この分では、今年も不本意ながら、予防対策の手を緩めずに取り組まなければならない状況に変わりはないようです。
昨年も本会では、すべての事業において規模を縮小し、感染予防に努めながら事業を推進して参りました。おかげ様をもちまして、職員全員が持てる力を結集して事業に取り組み、それなりの成果を上げることができたと自負しております。これもひとえに市民の皆様のご支援ご協力があってのことと、誠に有り難く、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
さて、私たちを取り巻く社会情勢は、少子高齢化による人口減少傾向が進む中、人と人とのつながりの希薄化が心配されています。
さらに、コロナ禍がそれに拍車をかけるように、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしています。
そのような状況を少しでも改善するために、地域の力で地域内の福祉課題を掘り起こし、自分たちの力で解決が難しい問題は、行政や社協につなぐという役割を担っていただく"地区社協"の設置に取り組んでおります。
幸いにも昨年10月謹教地区に、市内5カ所目となる「謹教ふれあいネットワーク」が設立されました。このことは、今後他地区での設立に向けて弾みがつくと同時に、地域での福祉活動に大きな力となることが期待されるところであります。
コロナ感染の収束が見えない状況ではありますが、今年も皆様方のご要望に少しでも応えられる社協を目指して、職員一同真撃(しんし)に課題に取り組んでいく所存(しょぞん)であります。
市民の皆様には更に一層のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、一日も早いコロナ感染収束を願いまして新年のご挨拶とさせていただきます。