社会福祉法人会津若松市社会福祉協議会

　9月5日(金)「短期講座・傾聴ボランティアとは」2回目の講座は、あいづマイケア 林 幸子氏を講師にお迎えし「傾聴の成り立ちを知って対人支援に役立てましょう」をテーマに行われました。

　傾聴の成り立ちは臨床心理学者カール・ロジャースにより、相談者の話に注意深く耳を傾け言葉に込めた感情や意図を確認しながら理解を深め、【こたえは当人の中にある】ことに自ら気づく力を提供することがより良い対人支援に結びつく手法として社会に提唱した療法とのことです。

　これから傾聴ボランティア活動をする時のポイントとして「相手の話に集中し「うなづき」や「あいづち」で聴いていることを伝え、急がせずゆとりをもつことを心掛けることが大切です。」と講師よりアドバイスがあり、その後ロールプレイで体験し、受講生から「聴いてもらっている安心感を感じてうれしかった。」との感想が聞かれました。

　ボランティア学園2025「交流会」は、参加者の自己紹介からスタートし、少し緊張がほぐれたところで職員が講師となり、みんなで【マットス】というゲームを楽しみました。点数が書いてあるマス目に玉を投げるゲームですが、狙ったところになかなか入らず皆さん苦笑い(^^;)　上手く玉が入るとハイタッチで喜び、白熱のゲーム展開となりました。

　ゲームの後には、受講生の方による絵本の読み聞かせがあり、「心がほぐれた」「大人もいいですね。」などの感想がありました。その後は参加者全員でボランティアについて話し合い、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

　8月22日松長第一こどもクラブ、8月4日松長第二こどもクラブに、「影絵芝居劇団すてきな３人組」のボランティアさんが来てくれました ❣

　部屋を暗くし、いつもと違う雰囲気に子ども達はドキドキワクワク(^^♪いつも絵本で見ているお話を影絵シアターで見るのは初めての子ども達！！

　光と影の面白さや影が作り出す不思議な世界を体験し、大興奮の子ども達でした(*´▽｀*)

　8月4日（月）松長第一こどもクラブと松長第二こどもクラブに、「会津かたりべ会」のボランティアの皆さんがきてくれました!(^^)!

　語り部さんのお話が始まると、あっという間に昔話の世界に引き込まれる子ども達❣語り部さんの表情や言葉に笑ったり、驚いたりしながらお話を楽しみました。お話の後は、昔遊びを教えてもらい楽しい時間を過ごしました。

　7月28日（月）・8月20日（水）に会津通園訓練センターたんぽぽ園で、オカリナミニコンサートを行いました。

　オカリナの音色が大好きな子ども達は、演奏が始まるとオカリナのリズムに合わせて歌ったり、踊ったりしながら楽しい時間を過ごしました(^^♪

　8月24日(日)「短期講座・災害ボランティアとは」第2回は、河東防災支援無線赤十字奉仕団より上林氏と真部氏を講師に迎え、【防災食作り】として炊飯にチャレンジ(^^)/

　「ハイゼック袋」という特殊な袋を使ったご飯作りを行うと同時に、「ハイゼック袋」がない時に代用できる「アイラップ」でも同じく調理をし、違いがあるか試してみました。出来上がりに違いはなく、どちらも美味しく食べることが出来ました。

　調理と実食の後は、「災害ボランティアセンター設置体験」と講座のふりかえりを行い受講生から「万が一の時、学んだように出来るかわからないけれど、備える大切さがわかった。」との感想があり、災害は起きない方がいいですが、頼もしい人材が増え心強く感じた実りの多いボランティア講座となり、最後に講師でもある副学園長より修了証書が手渡されました。

　8月22日(金)「短期講座・傾聴ボランティアとは」第1回の講座は、会津大学短期大学部 木村淳也氏を講師にお迎えし「話し上手は聞き上手」をテーマに、傾聴ボランティアの基礎知識を学びました。

　傾聴ボランティアとは何をするのか？活動するときの準備について、「気持ちを切り替えて聴くこと。誠実に向き合い聴いている、と安心感をもっていただけるような心配りが大切」と教えていただきました。丁寧な聴き手として、考えながら話をする人の【間】を大切にし、最後まで話を聴くことに集中しましょう。とアドバイスを受け、受講生同士で傾聴体験をしました。

　短い時間でしたが、耳だけに集中と言っても反応がなければ不安を感じ、視線や表情にも気をつけて聴くと安心感が生まれるなど、違いを感じることができた講義となりました。